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絵画の梱包方法は?

絵画の梱包に必要な資材と道具

絵画を安全に梱包するためには、作品に適した資材を準備することが重要です。以下の道具を揃えましょう。

美術品の梱包において、作品の種類や画材に応じて表面保護材を選ぶ必要があります。油彩画や日本画など、それぞれの特性に合ったアイテムを選ぶことで、絵画の発送時のトラブルを防ぐことができます。適切な絵画の梱包には、これら資材の準備が欠かせません。

絵画の梱包手順

大切な作品を傷つけずに送るための、基本的な絵画の梱包方法を3つのステップで解説します。

絵の表面を保護する

まずは作品の表面を保護します。油絵やアクリル画には「クラフトマスカー」や「ラミネート紙」を、デリケートな日本画や書道作品には「和紙」や「グラシン紙」を使用しましょう。作品のサイズよりも大きめに保護材をカットして全体を優しく包みます。その際、作品に粘着剤の跡が残らないよう、粘着力が弱いマスキングテープを使って固定するのがポイントです。

緩衝材で包み内箱に入れる

表面を保護したら、次にプチプチ(エアキャップ)で作品全体を包みます。この時、プチプチの凸凹した粒の面を外側に向けることで、作品への跡残りを防止できます。包み終わったら、サイズに合った「かぶせ箱」や「たとう箱(黄袋など)」といった内箱に入れます。もし適切なサイズの内箱がない場合は、プチプチを二重に巻いて代用することも可能ですが、必ず頑丈な外箱(ダンボール)に収納して発送するようにしてください。

外装箱に入れて仕上げる

最後に、作品より一回り大きめの外装用ダンボール(外箱)に入れます。箱の底や側面に丸めた紙などの緩衝材を敷き詰め、作品を入れた後も隙間をしっかりと埋めましょう。箱の中で作品が動かないよう固定することが重要です。封をする際は、水濡れを防止するためダンボールの隙間をガムテープ等で隙間なく塞ぎます。複数の作品を同梱する場合は、必ず一つずつ内箱(またはプチプチ二重巻き)に入れてから外箱にまとめてください。

梱包テープの種類と使い分け

絵画の梱包では、用途に合わせてテープを使い分けるようにしましょう。作品本体に直接テープが触れないよう気をつける必要があります。

テープの種類 特徴と主な用途
マスキングテープ 粘着力が弱く剥がしやすい。和紙などの表面保護材を留める際に適しています。
養生テープ 比較的接着力が強く、手で切りやすい。プチプチやビニールなどの固定に使用します。
ガムテープ・透明テープ 粘着力が非常に強い。外装箱(ダンボール)の組み立てや、水濡れ防止の封緘に使用します。

絵画の配送方法と注意点

梱包が完了したら、作品のサイズや価値に合わせた配送方法を選びます。

一般宅配便で送る場合

一般的なサイズの絵画であれば、各社の通常宅配便で発送可能です。

万が一の破損などのトラブルに備え、高額な作品を送る際は補償サービスの利用も検討しましょう。

大型・高額作品の配送

宅配便のサイズ上限を超える大型作品や、非常に高額な美術品は一般の宅配便では送ることができないため、専門の輸送サービスを検討しましょう。クロネコヤマトの「美術便」や、佐川急便の「美術品輸送」サービスは、専用車両や専門のトレーニングを受けたスタッフが対応してくれます。大型作品は梱包から集荷、設置まで一貫して任せることができるため、安全・確実に届けたい場合に役立ちます。

まとめ

絵画の梱包は、「表面保護・緩衝材・外装箱」の3段階で行うのが基本です。作品の画材に合った保護材を選び、テープや資材を正しく使い分けることで、輸送時のダメージを最小限に抑えられます。また、配送方法は作品のサイズや価値に合わせて適切に選択し、必要に応じて補償や専門サービスも活用しましょう。正しい梱包方法と手順を守れば、大切な絵画や美術品を安心して目的地まで届けることができます。