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絵画査定の流れとポイント

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目次

「自宅に眠る絵画の価値は、一体どのくらいなのだろうか」と考えたことはありませんか。いざ価値を知りたいと思っても、「査定とは何をするのか」「誰に、どう頼めばいいのか」など、分からないことが多くて不安に感じてしまうかもしれません。

この記事では、絵画査定の基本から、具体的な方法と流れ、信頼できる依頼先の選び方まで、安心して準備が進められるように分かりやすく解説します。

絵画査定とは?

専門家が作品を評価し、その時点での市場価値を判断するのが「絵画査定」です。単に売却価格を決めるだけではなく、その絵画が持つ芸術的な価値や、市場での需要などを総合的に評価し、客観的な価値を明らかにすることが大きな目的となります。

売却を前提としていなくても、所有している絵画が持つ客観的な価値を知ることは、ご自身の資産を把握する上で非常に重要です。絵画査定はそのための大切な第一歩とお考えください。

絵画査定の方法と流れ

絵画査定の代表的な方法は、鑑定士が自宅を訪問する出張査定、店舗に直接作品を持ち込む持ち込み査定、写真や動画を送るだけで査定が可能なオンライン査定です。ご自身の状況に合わせて、利用しやすい方法を選ぶとよいでしょう。

査定依頼の基本的な流れは以下の3ステップで進みます。

  1. 問い合わせ・申し込み
  2. 査定の実施
  3. 結果の通知

査定額に影響する主なポイント

作家の知名度はもちろん重要ですが、それ以外にもさまざまな要素が査定額に影響します。

たとえば、油彩や版画などの技法、その絵画がどのような経歴をたどってきたかを示す来歴、本物の作品であるかという真贋です。

絵画にシミや傷、日焼けなどがないかという保存状態も、価値を大きく左右する重要なポイント。これらの要素を鑑定士が総合的に判断して査定額を算出します。

査定で高評価を得るための
準備と工夫

作品に鑑定書購入時の領収書作家のサインが入った箱(共箱)などの付属品があれば、必ず一緒に用意しましょう。作品の価値を証明する重要な資料となります。

作品のホコリを軽く払うなど、きれいな状態にしておくことも大切です。ただし、ご自身でシミを落としたり、額縁を無理に修復したりするレベルの手入れは、かえって作品を傷つけて価値を下げてしまう可能性があるため、おすすめできません。現状のまま専門家に見せましょう。

信頼できる査定先の選び方

大切な絵画を安心して任せられる、信頼性の高い依頼先を選ぶためのポイントを解説します。

専門性と実績の確認

信頼できる業者かどうかを見極めるには、まず公式サイトの情報量をチェックしましょう。

過去の買取例や参考価格が、対象作品・条件・根拠(時期、状態、算出方法、参照資料など)とともに掲載されていれば、査定の透明性が高いと判断できます。詳細な実績が多いほど、信頼の目安になります。

専門鑑定士の在籍を確認する

美術品を専門に扱う鑑定士が在籍しているかどうかも、適正な査定を受けるための重要なポイントです。経験豊富な専門家であれば、作品の価値を正しく見出してくれるでしょう。

古物商許可の有無をチェック

絵画を含む中古品の取引には、古物商許可が必須です。依頼を検討している会社のサイトに「古物商許可番号」が明記されているかを確認してください。

公開性の高い依頼先を利用する

大手買取業者や専門のオークションハウスなどは、多くの場合公式サイトに料金体系取引の流れが明記されています。

公開性の高い依頼先は、予期せぬ費用を請求されるといったトラブル発生のリスクが低く、安心して相談しやすいでしょう。

絵画を売るならどこがいい?
3つの買取方法を調査

「絵画を売る」といっても、買取業者やオークションなど方法はさまざま。本サイトでは、オークション・買取業者・ネットオークションの買取・売却方法の違いと、おすすめの3社を紹介しています。

「どの方法が自分に合っているか知りたい」という方は、ぜひご自身の状況や作品に合わせて検討してみてください。

査定後の売却と保有の判断

査定結果が出たからといって、その場で必ず売却しなくてはならない、ということはありません。提示された査定額は、あくまで絵画の現在の市場価値を示す一つの判断材料です。

資産として保有し続ける場合、相続税申告の評価額算定に用いたり※1、家財保険加入時の保険金額を設定したり※2と、資産価値を明確にした上での適切な管理ができます。

一方で、売却して利益が出た場合は、譲渡所得税の対象となり、確定申告が必要になる可能性があります。売却に伴う税金について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。