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売れる絵と売れない絵の違い

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目次

ご自宅に飾っている絵や、ご家族が遺した一枚。「価値があるのでは?」と思っても、どんな絵が売れるのか判断するのは難しいものです。

この記事では、価値がつきやすい「売れる絵」と、値段がつきにくい「売れない絵」にはどのような違いがあるのか、その特徴を分かりやすく解説します。

売れる絵の特徴とは?

人気作家・有名作家の作品

広く名が知られている作家や美術市場で人気のある作家の作品は、高い需要が見込めます。多くの人がその価値を認知しているため、安定した価格で取引されやすいのが特徴です。

全国的に有名でなくとも、特定の地域や収集家の間で高く評価されている作家も存在します。サインや作品の裏にある情報が、作家を特定する手がかりになるかもしれません。

需要のあるジャンル

部屋に飾りやすい風景画や、モダンな空間に合う抽象画、近年注目が高まっている現代アートなどは、需要の高いジャンルとして幅広い層から人気です。

また、過去に美術市場で取引実績のある作品は、客観的な評価が定まっているため、比較的価値がつきやすい傾向があります。

売れない絵のよくある特徴

市場価値が認められにくい作品

有名な絵画を練習のために模写した作品や、印刷技術による複製画は、オリジナル作品とは評価の観点が異なります。誰が描き、誰が所有してきたかという来歴が全く不明な作品も、買い手がつきにくい傾向にあります。

芸術的な価値がゼロというわけではありませんが、市場での需要は限られてしまうのが実情です。

劣化や破損がある

絵画は非常にデリケートなため、保存状態も価値に大きく影響します。キャンバスにできてしまったシミやカビ絵の具のひび割れ剥がれ破れなどの劣化や破損が見られる場合、査定額が下がってしまうかもしれません。

ただし、希少性の高い作品であれば、状態が悪くとも価値が認められるケースもあります。

査定前に確認しておきたい
ポイント

作品の隅に作家のサインや印(落款)がないか見てみましょう。また、キャンバスの裏にタイトルや制作年が書かれていることもあります。

鑑定書や作品が収められていた箱(共箱)、個展の案内状といった付属品がないかも探してみてください。いつ、どこで手に入れたかといった情報も、価値を判断する上で重要な要素となります。

絵画を売るならどこがいい?
3つの買取方法を調査

「絵画を売る」といっても、買取業者やオークションなど方法はさまざま。本サイトでは、オークション・買取業者・ネットオークションの買取・売却方法の違いと、おすすめの3社を紹介しています。

「どの方法が自分に合っているか知りたい」という方は、ぜひご自身の状況や作品に合わせて検討してみてください。

売れやすくするための工夫

査定サービスの活用

1社だけの査定では、提示された金額が適正な相場なのかを判断することができません。複数の専門業者から意見を聞くことで、その絵画の客観的な価値を知ることができ、安く手放してしまうリスクを防げます。

きれいに保つためのメンテナンス

額縁や作品表面のホコリを、柔らかい布や刷毛(はけ)でそっと払うだけでも第一印象は良くなります。ただし、ご自身で無理な修復を試みないことが大切です。

絵の具の汚れを拭き取ったり、破れを接着したりすると、かえって修復が難しくなり、作品の価値を損なう恐れがあります。まずはそのままの状態で専門家に見せてみましょう。

作品の背景を伝える
エピソードを添える

絵画を入手した経緯や、ご家族との思い出といったエピソードも、作品の背景を伝える大切な情報です。ときには、その物語性が評価につながることもあるので、分かる範囲でメモしておいてください。